法事のときの着座順は?
法事の着座は、葬儀などのようにそれほど神経質に考えることはありません。
まず、導師であるお寺さんに座っていただく位置ですが、
図のように、上座に二つの座が必要です。
一つは読経などのおつとめをされるときの仏壇の正面。
もう一つは、おこしいただいたときにお茶の接待をしたり、
おつとめの間やあとで座っていただく席です。
一般の参会者の着座順ですが、しいていえば、
遠くからわざわざこられた目上の人や、
故人と親しかった人に、上座から順に座っていただきます。
しかし、一般の参会者の着座順を必ずそうしなければいけないかというと、
それほど厳格なものではありません。自由に座っていただいてもいいのです。
ただし、施主(主催者)にあたる人は、
法事の進行の役目から、できるだけお寺さんの近くに座るようにします。