毎年1月10日は十日戎といわれこの日を本戎、前日を宵戎、翌日を残り福と称し三日を祭礼の日としています。「戎(恵比寿)」様は、「七福神」の中の一人で、釣り竿と鯛を両手に持ってほほえんでいる神様です。遠くの海からやってきて人々をしあわせにする神様だといわれ、漁業の神、商売繁盛の神、福の神として親しまれています。
この祭礼では、枝先に縁起物を飾った「笹」を売り賑わいます。その「笹」を売るときのかけ声が、かの有名な「商売繁盛、笹もってこい」なのです。
戎様自体はは全国的に有名ですが。十日戎というのは東京の人には馴染みが薄く、西日本の行事のようです。東京にはエビス神社が30社もありませんが兵庫県や京都府は200社以上、広島県に至っては400社を超えるそうです。最も賑やかな大阪の今宮神社の十日戎。宵戎、戎、残り戎の3日間で訪れる人は100万人と言います。
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